子どもの具合が悪い時、本人の代わりに、保護者(パパ・ママ・祖父・祖母 等)がお医者さんに病状を伝える当たり前の光景。
しかし、いざ伝えようとすると、思うように病状を伝えられない。
家では「あれこれ聞いてみよう」と思っていたはずなのに…。
今回は、子どもの医者で焦らず病状を伝える方法とテンプレートのご紹介です。
目次
お医者さんで的確に病状を伝えられないという後悔
子どもが数日前から鼻水を出し始めた。様子を見ていたけど、咳もし始めたし、熱もあがってきた。…お医者さんに行こう。
保育園で、風邪が流行ってるって言ってたし、早めに受診しよう。
そう思ってお医者さんに行ったものの、「今日はどうされましたか?」の質問に焦ってしまい、マトを得ない返答をする事がありませんか?
お医者さん
糸井
(確か…)
お医者さん
糸井
お医者さん
糸井
お医者さん
糸井
というように、実に曖昧で不安になる答えになってしまいます。
なんだかお医者さんに、「子どもの様子を見てない駄目ママ」って思われてる気がする。
仕事も無理して休んだのに、うまくできない。
帰り道、きちんと返答できなかった自分を責めてしまいます。
子どもと家族のためのお医者さん受診メモ
そこで試していただきたいのが、子どもと家族のための受診メモです。
ダウンロードはこちらからできます。
▼テンプレート▼
- A4縦に2回分を記載しています
- 印刷して、半分に切ってお使いください
- 受診前の自宅で書いてから来院するのがオススメ
- 別シートに記入例があります(ご参考まで)
受診メモを活用しませんか
受診メモはこんな方に役立ちます。
- お医者さんの前で落ち着いて話すのが苦手
- パパ・ママ交代で看病していて、子どもの状態が把握しきれない時
- 祖父母がパパママの代わりにお医者さんに行く時
受診メモは、こんな効果があります。
- 伝えたい内容をお医者さんに伝えやすくなる
- 忙しいパパママのコミュニケーションを補てんする
- パパママと、祖父母間のコミュニケーションを手助けする
1.伝えたい内容をお医者さんに伝えやすくなる
お医者さんでは、問診票を書くだけで、すごく時間がかかりませんか?
問診票は、とても大切で問診票をもとに病状を把握するお医者さんもいらっしゃいます。
しかし、子どもの様子を伺いながら問診票を書く事って、意外に大変です。
子どもがいたずらしてしまわないか。
危ない遊びをしていないか。
他の患者さんに迷惑をかけてしまわないか。
糸井
そんな時、受診メモがあれば、迷わず問診票を書く事ができます。
自宅で準備できる事なので、書き忘れ防止にもつながります。
2.忙しいパパママのコミュニケーションを補てんする
共働きのパパママは、子どもが具合の悪い時、交代でお医者さんに行く事もあります。
そんな時、子どもの病状の引継を忘れてしまったりする事があります。
お医者さんの受付で、パパに電話する時間も無い!あぁ~。しまった。
となる前に、自宅で受診メモを書く事で、「LINE」でやりとりできたりという、別パターンの対処法もあります。
3.パパママと、祖父母間のコミュニケーションを手助けする
仕事をどうしても休めず、おばあちゃんに子どもの面倒を見てもらう時、受診メモが役立ちます。
口頭での会話は、言った言わないのモヤモヤが発生します。
糸井
なんて怒ってたら、実は私が伝え忘れていたなんて事も(^^;)
また、我が家では、受診メモがばぁばに好評です。
「受診メモをそのまま問診票として渡せて安心だった」
という嬉しい言葉も!
子どもの病気が少しでも回復に向かう努力をしてみよう
受診メモを準備する事で、子どもの病状を冷静に伝える事ができます。
お医者さんも超能力者ではありません。
その時の子どもの状態を見て、聞いて、判断されていると思います。
不安な事は、ぜひ受診メモに記載して、お医者さんに聞いてみましょう。
受診メモで、頭を整理。
文字にすれば、伝える優先順位も決まる。
ではまたね。
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