2世帯同居生活。キッチンも1つです。1つの物を仲良く使うのって難しいです。
同居を始めたからには、せっせとキッチンに立たなくちゃ!って思って頑張ったんですが、ほとんどストレスで成果がでませんでした。
それでも同居は解消できないので、何か対策しようと考えて現在実践しています。
今回は、2世帯同居でキッチンも一緒の場合にしてしまった失敗談とストレス対策について書きます。
目次
嫁は料理が苦手
初めから爆弾発言です。
料理大の苦手です。どかーーーーん。
どれぐらい苦手か。
カレー→作れる。
煮物→なんとか作れる。
揚げ物→できればしたくない。
オムライス→薄焼き卵がムリ。
そんなレベルです。それでも、同居したからには絶対キッチンに立って料理しなくちゃと思って頑張りました。
同居でキッチン一緒だからしてしまった失敗談
同居生活当初、料理頑張らなきゃ!同居頑張らなきゃ!って思ってやってた事があります。
結果として、それこそがストレスの根源だと後々気づかされました。
ぜひ教訓としてほしいので書きます。
- 一緒に料理を作ろうと台所に立つ
- 整理整頓苦手な義理母の代わりになろうとする
一緒に料理を作ろうと台所に立つ
同居生活=義理母(姑)さんとお嫁さんが一緒に台所で料理を作るイメージありませんか?
私はあったので、その通りに台所に立ったんです。
でもこれが大きな間違いだし、すっごくストレス溜まりました。
料理を作っていて、キッチン内を動いている動線に他人がいたら、邪魔じゃない?
しかも、相手は息子の嫁。実の娘さんならまだしもですが、嫁は台所事情をわかってないので、ギクシャクするに決まってますよね。
どんなに広いキッチンでも、家庭のキッチンだから、調理道具もコンロも1つだし、水場も1つ。
コンロ使いながら水場を使いたい時もあります。
例えば、包丁で生魚さばいて、ささっと包丁とまな板洗って野菜を切りたいと考えた時に、作業場や水場に人が立ってたら…。
…邪魔。
そう、邪魔なんです!
料理している時に、他の人がキッチンにいると邪魔になるんです!
解決策としては、「キューピー3分クッキング」みたいに、完全に1人がアシスタント役として徹する事でしょうか。
それができたとしても、今日は何を作るか、どのような手順で進むかの打合せをしていないとね♪
…ってしないよね、普通。爆。
おまけに、一緒に台所に立つと、すっっごく非効率的。すっっごく時間かかる。
時間までにご飯完成しないから!子供お腹すいたーって泣いちゃうから。
1人で料理をするのに比べて、13倍疲れるだけです。
同居でキッチンに一緒に立って料理する事はお互いストレスが溜まるという事を学びました。
整理整頓苦手な義理母の代わりになろうとする
義理母は整理整頓が苦手です。
食品類も消費期限を切らして捨ててしまう事もあります。
なので、私が見やすいように整理整頓します!なんて奮起してみた時期がありました。
ですが、これもオススメしません。
例えば、子供部屋で物が床に散乱している状態だったとします。
それを見かねた親が、ちゃちゃっと片付けてついでにタンスの引き出しも上の段と下の段を入れ替えちゃったとします。
子供の立場だったら、すっごく嫌な気持ちになりませんか?
すごく嫌な気分になります。
失敗した点は、キッチンで動いているのは圧倒的に義理母が多いのに、私が主導的に動いてしまったという事です。
キッチンの道具を勝手に動かしてしまったばかりに、どこに何があるのかが義理母もわからなくなってしまい、ストレスを倍増させてしまいました。
本当に申し訳なかったです。
嫁、冷静になる
1回冷静に考えよう。私。
未来の私「1日の食事のほどんどを作ってくれているのは誰?」
過去の私「義理母です。感謝です」
未来の私「という事は、義理母が使いやすいキッチン。料理しやすい環境が1番大切だよね?」
過去の私「はい」
という事は…。
義理母がキッチンで、嫌な気持ちにならない為に何をするかを考えてみないと駄目なんじゃないかな~。
という結論に達しました。
つまり、主導で動いている人がいるのに、勝手に周りがあれこれしたら、動く人は気持ちよく仕事できないよねという事です。
同居でキッチン一緒だからやるストレス対策
我が家でキッチンに沢山立っているのは義理母です。感謝しかありません。
義理母が嫌な気持ちにならないように、対策してみました。
- 台所で一緒に立たない
- 義理母を主導(リーダー)として考える
台所で一緒に立たない
ポイントは「一緒に」です。
台所関係をまったくしないのかというと、そうじゃない。台所に立たないのではなくて、一緒に立つのをやめました。
例えば、食事の支度は義理母であれば、洗い物・片付けは嫁の私がするという事です。
一緒にしなければ、基本一人でできるので、ラクです。
ストレス半減しました。
義理母を主導(リーダー)として考える
職場で、普段とは違う出来事があったら上司に報告しますよね。そして次の行動を提示してもらったり、了解を得たりするはずです。
それと同じで、普段とは違う出来事があったら義理母に報告し、次の行動を提示してもらうのです。
それをこそっと捨てるのではなく、義理母に一言言ってから廃棄します。
「食品をきちんと食べきれなかった事実」を義理母(姑)と嫁で共有するのです。
食器類・カトラリー類の保管場所も、勝手に変えないように気を付けました。てへ。
(…勝手に変えてたのかよ!)
同居でキッチン一緒だけどお互い成長したよ
前述のような対策をしてから、少しずつですが義理母(姑)も嫁の私も少しずつ成長してきてると実感しています。
義理母が変わってきた事
整理整頓が苦手な義理母ですが、先日カップボード(食器棚)の中を整理してくれていました。
「使いやすいように、食器を整理したの!」
と嬉しそうに報告してくれて、私も嬉しかったです。
(配置、変えないようにしよーっと)
また、何でも自分がやる!と抱え込んでしまうタイプでもある義理母。
良く言えば頑張り屋さん。悪く言えば教える行為が面倒くさくなるタイプ。
それが最近、「後片付けよろしくね」って任せてくれるようにもなりました。
なんだか私を部下として受け入れてくれた気がして嬉しいです。(違う?笑)
嫁の成長
以前よりもキッチンでのストレス度がグンと減りました。
後片付けは自分の好きな順番・段取りでできるし、ついでにコンロもキレイに掃除したりします。
普段、キッチンに関わる時間は少ないけれど、少しでも役に立てているような気がして嬉しいです。
成長してさらにお互いを受け入れやすくなってきた
とはいえ、相変わらず整理整頓苦手な義理母は健在です。
けれど、今回のようにストレスを溜めない工夫をする事で、嫌な事を受け入れられる心の余裕を確保できました。
前は怒ってぷんぷんしてた事も、冗談まじりに「〇〇しないでね~」と伝える事ができるようになりました。
消費期限切れの食品を見つけた時も、こそっと捨てたりしないので、モヤモヤを抱え込まなくなりました。
将来、キッチンの主導権が私に来るのが恐ろしいですが、現状はこの方法でやってみようかな。
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