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同居で間取りを決める前に、優先したい事を話し合おう!

kitchen

同居を始める為に新築・リフォームと家を何らかの形で間取りを変える必要が出てきました。

いっその事、建て替えて綺麗な家に住みたーい!なんて夢を抱いていましたが、よくよく考えたら、マイホーム資金なんて準備してない事に気づきました(笑)

お金もそんなにかけられないけど、明らかに7人が住むには部屋数が無かった糸井家は、増築する事に決めました!

4DKから7DKに増築した糸井家の、増築する決断に至るまでと間取りのこだわりを書きます。

義両親と同居する=増改築という事はありません。

  • 現況のまま、同居生活を始める
  • 新たに新築する
  • 増改築する
など、方法は他にもありますので、あせらずに決めてみてくださいね。

同居するにあたり優先した事

糸井家では、完全二世帯同居をしています。
これは、10年・20年先の生活イメージや、資金の面から決めた事です。

MEMO
家族構成としては、祖父母・義兄弟(単身)・夫と妻(糸井)子ども2人の7人です。

同居を始めて衝突もありますが、楽しい時もたくさんあります。

ここからは完全二世帯同居をするうえで、優先した事について解説します。

  1. 子どもにとって過酷な生活空間にならないか
  2. 住宅ローンで建築費用の上限を決める
  3. 世帯別のプライベート空間を確保

1~3までの優先順位で間取りや設備を決めました。

子どもの環境、お金、心のゆとり

糸井家で優先したのは、これらの3点です。

1.子どもにとって過酷な生活空間にならないか

子どものが快適に暮らせる家。

これが最低限度必要で、最優先課題です。

元々の我が家は、祖父が40年ほど前に建てた家でした。
同居前から何度かお邪魔していたのですが、冬はとてつもなく寒く、夏はとてつもなく暑いです。

エアコンは茶の間1台のみで、2歳の子供に快適な生活環境を用意できるとは感じられませんでした。
体調も崩しやすい子どもだったこともあり、普段は見えない建物の構造もこだわって増築しました。

出来る範囲で、寒すぎず、暑すぎないマイホームを目指しました。

2.住宅ローンで建築費用の上限を決める

子どもの体調を考え、新築立て直しか増改築・リフォームを視野に入れる事にしたので、次は建築資金の事です。
残念ながら、家を建てるほどの資金はなかったので住宅ローンを組む事になります。

今は頭金無しでローンを組む事も可能になりましたが、返済しきれるかどうかが不安です。

(夫がアラフォーという事で、退職までに完済する事が難しい点が特に不安でしたし、今も不安です。)

ですので、当時入居していたアパートの家賃くらいの返済額で完済できる金額に設定し、建築費用の予算を決めました。

住宅ローンの借入額を決めて、できる範囲で増築・リフォームするという流れです。

夢は大きく立て直し!なんて選択もあったのですが、建て直しをする場合、解体費も必要ですし建築中の仮住まいも必要になります。
あと5年若かったら、夫がアラサーだったら選択の余地もあったかなと思いますが、出来る範囲でやる決断をしました。
そういった事も含めて資金を工面できなかったので、増改築に決定したのです。

糸井

家をリセットする為の解体費用が、実はすごく高いです
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3.世帯別のプライベート空間確保

元々平屋の4DKで、人数のわりに部屋数が少なくなる問題がありました。
ダイニングキッチンの他に、茶の間・仏間・寝室×2という間取りです。
これから同居するメンバーは、義両親・義兄弟・私達家族(3人、のちに4人になります)最低でも寝室は3部屋必要ですし、将来的には子供には自立した部屋を与えたい!

増改築をする事で、世帯別でのプライベート空間が確保できると判断し、2階部分を増築し1階部分も一部手直しをしました。

(私自身、世帯別のプライベート空間は何とか確保したかったです。同居となると、ストレスがたまってしまう!と予想できていたので、少しでも落ち着ける空間を確保するのに必死でした。笑)

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増改築という選択は、今でも間違っていないと感じています。自分と他の人が違うように、家の間取りも人それぞれです。
必ずこうしなきゃいけないなんて事はありません。

完全同居という選択は正解か不正解か?

我が家は共有スペースだらけの完全同居スタイルです。玄関、キッチン、トイレ、お風呂場、洗面所、すべてが共有です。
完全同居スタイルという選択は、建築費用が抑えられます。キッチン、お風呂場の設備費用は、百万単位のお金が動きます。

節約という点で賢い選択だと思っていますが、その分デメリットもあります。

完全同居型のデメリット

自分が思った通りのインテリア配置はできません。

同居当初は半ば強制的に物の配置を替えてみたりしたのですが、長続きしませんでした。
特にキッチンは女のテリトリー。姑と嫁でお互い主張しすぎるとろくな事になりません。

物の配置にこだわるならば、主導権を握るか話し合いで解決しなければなりません。
それでも意見が衝突する時はあります。が、それは人間と人間なので仕方ないですよね。

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完全同居型のメリット

  • 住宅建築費用が抑えられます
  • 光熱費が抑えられます
  • 結果、コスパの良い生活を送る可能性があります

二世帯住宅の建築よりも、建築費用を安くする事ができます。
トイレ・お風呂・キッチンは商品そのものが高額なので、数が増えればその分建築費用が高くなります。

完全同居は、コスパの良い生活を送る事ができます。

例えば、お風呂。

2つであれば、1日に使う浴槽の水量は2倍になります。

例えば、キッチン。

キッチンが別れていれば、冷蔵庫、電子レンジ、オーブンも2つずつ必要になりませんか?
毎日の食事の支度を2つのキッチンで行うので、電気・ガス代の金額も変わってきます。

糸井家では、世帯ごとのお財布は別々なので、費用分担を明確にルール決めしています。

共有スペースが多い分、お互いの存在をいつも感じながら生活できます。お互いの体調の変化に気づきやすいので、体調が悪い時、元気な人がカバーしやすいです。

実際、母親である私の体調がすぐれない時に子供の面倒をみてもらったり、義理母の体調がすぐれない時、他の大人で家事をカバーしています。

同居の間取り。我が家の特色はコレだ!

リビングは作らず、ダイニング・茶の間を継続しました

義両親・義兄弟・夫は、畳で暮らすのが好きな人です。畳でごろごろするのが好きなのだそうです。
暮らしてみてわかりましたが、我が家は本当に茶の間でゴロゴロが毎日です。

糸井

畳が無い家も多くなっているけれど、本当に畳をなくさなくて良かった!

今では、義両親が畳でごろごろしながら孫がそばで遊んでいます。

義兄弟と暮らす

義兄弟の部屋を作りました。ずっと2.5世帯同居を決定づける間取りです。

子世帯が同居する前から義両親・義兄弟の3人で暮らしていましたが、同居の話を進める中、義兄弟との話し合いも行いました。

ずばり、家を出て一人暮らしする気があるのか!…と。

結果的に一緒に暮らすことになりました。

夫と私、プラス義兄弟。
同世代の大人がもう一人いる事で、家事の負担が減少する、子供を見守る目が一つ増える、将来的な家計負担の協力者が一人増えるだろうというメリットがありますね。

同居が上手くできる家族は無い!とこころづもりしておく

これまで違う生活を歩んできた家族が共に暮らすのです。

意見の食い違いは当然で、口論したり妥協したり我慢したりする事もあります。
それでも子育てしていくうえで、同居生活は我が家によって良い選択だったと感じています。

同居するなら、どんな事を優先したいですか?
新築するなら、リフォームするなら…。ぜひ優先した事を話し合ってみてはいかがでしょうか。

糸井のいとろぐでした。
ではまたね。

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